提案書・稟議書とは
提案書・稟議書とは、業務のために必要と思われる案件を立案したとき、権限者の決裁を得る方法として作成し提出する文書です。
稟議書は社内で決められた書式がある場合も多い。
提案書は、社内で決められた書式がある場合もあるが、提案者が自由に作成出来る場合も多い。
どちらも一般的に、直属の上司を通じて提案する。
作成のポイント
目的、理由、方法や価格、問題点と解決方法を、わかりやすく箇条書きで書くのが一般的です。
書く順番は、重要事項から順番に書いていくのが、わかりやすいでしょう。
箇条書きをおススメするのは、忙しい(であろう)提案書・稟議書を読まれる上部の方々に、簡潔にポイントが伝わるようにするためです。
内容で注意する点は、自分や自分の部署の都合だけを考えたものにならないこと。
お客様や取引先、社内全体が利益となり、誰もが納得出来るものとなるよう、多角的な面から検討するようにしましょう。
作成時から「問題点」「課題」として、予想される反対意見を盛り込んでおくことも重要です。それに対する解決策も書き込んでおきます。
不意な質問で、うろたえることも無くなります。
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書き方サンプル(MC PET αの場合)
稟議書
■起案件名
蛍光灯反射板「MC PET α」導入の件、ご決裁をいただきたくお願い申しあげます。
起案日 平成21年○○月○○日
稟議書番号 第○○○号
起案部署:○○課
担当者:○○○○
■決済を求める事項
古川電工製造の素材MCPETを使用した蛍光灯反射板「MC PET α」の導入。経費削減・CO2排出削減を目的とした施工契約を行いたい。
■起案した理由
1.蛍光灯反射板「MC PET α」は、照度を上げる効果を持つ。その効果により余分な蛍光灯を間引くことで、経費削減・CO2排出削減が可能となる。
2.間引いた蛍光灯は、後に使用可能で、コスト削減効果がより大きい。
3.リースが可能で(与信有)初期投資が不要で、すぐに経費節減の恩恵が受けられる。
4.素材は古河電気工業株式会社が、薄型テレビの反射板として開発したもので、信頼の置けるものである。
5.耐久性は12年〜15年で、メンテナンスは拭き掃除程度と、ほぼメンテナンスフリーである。
■期待できる効果
事務所(1F〜3F)設置
効果
・年間削減電気 16951 KW
・年間削減CO2 7289 Kg 7.29 t
・年間削減金額 \405,421円
・現照明電気料金 \1,505,304円
(対象照明のみ)
費用/償却年数
・総費用 \908,355円
・償却年数 2.3 年
狙い
・電気代削減重視 2灯中1灯をはずし、1灯にダミー管設置。
・照度がおちる為、MCPETでカバー。 電気代を大きく削減できます。
・最終照度は、現在より落ちると思われます。(通常の事務所並の照度を確保)
※仮計算数値
蛍光灯36W 基本料4500円 電気量金1KWh15円 営業時間10時間 営業日数23日
※効果が大きければ、次月以降、各支社・関連会社においても施工を検討。
資料:見積りおよびパンフレット
■課題
1.LED蛍光灯との比較
LED蛍光灯は、導入金額が「MC PET α」の3〜5倍とまだ金額面で高く、
確実性に欠ける部分がある製品も見受けられる。
高所に設置された蛍光灯などであれば取替えコストも勘案して、メリットがあると考えられるが
現時点では、金額面がもう少し下がってきてからの導入検討が望ましいと思われる。
2.他反射板との比較
一流メーカー製金属鏡面反射板などと比べた場合、値段的な優位面が若干見られる。
性能(反射率・拡散反射率)は、「MC PET α」の方が優れる。
ノンブランドの金属鏡面反射板は安価な物が多いが、性能面であまり期待できない。
以上
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